未経験分野からの「挑戦」
K.M2016年入社
大学の生物科学系学科を卒業後、新卒でアソウ・アルファ入社。
まったく経験のない分野だったが半導体分野で先行開発を担当する。
現在は後輩のサポートもしている。
大学の生物科学系学科を卒業後、新卒でアソウ・アルファ入社。
まったく経験のない分野だったが半導体分野で先行開発を担当する。
現在は後輩のサポートもしている。
CAREER
キャリア
熊本の出向先で、カメラのセンサー部分の先行開発をしています。実際の製品を作る前に、どういうものにしたいといった設計書が届くので、それに沿って試作品を作り、テストや測定を行って改良を加えていきます。1回でOKが出ることはほとんどなく、加工条件などを変えて何度もテストをくり返します。
中には完成まで4〜5年かかるプロジェクトもあり、同時並行でいくつかのプロジェクトを担当するのが普通です。人とのコミュニケーションも欠かせません。製品開発には私が担当するもの以外にも各工程のさまざまな部品があります。
プロジェクト全体では30〜40人の開発担当がいるので、他の部署とも連携をとっていく必要があります。試作品はテストを兼ねて通常の生産品と同じ装置で作るので、稼働している工場の生産ラインとの調整もあり、こうしたスケジュール管理にも気を使います。試行錯誤を重ねて完成し、最後に工場の生産ラインに乗った時は大きな達成感があります。
もともと大学では生物科学を学んでいて、就職もバイオなどの分野を希望していました。就職活動をしていた当時、アソウ・アルファに化学・バイオ系の就業分野もあったことから入社したのですが、配属されたのは半導体開発の分野でした。
初めて関わる分野でしたが、新しい未知の世界に挑戦できるワクワクした気持ちが強かったです。誰でもやれる仕事ではないし、手に職をつけたいと思っていた私には結果的にぴったりでした。仕事を続けようと思ったもうひとつの大きな要因が、人間関係の良さです。
私が入社したのは熊本地震があった2016年4月。縁もゆかりもない熊本に転居した直後で、大きな地震にどうしたらいいのか不安に思いました。そんなときにアソウ・アルファの熊本支店の方々はもちろん、出向先の皆さんにも「大丈夫？」と声をかけてもらい本当に心強かったです。何も分からなかった業務も丁寧に教えてもらい、営業担当者には気軽に何でも話せる雰囲気があります。
SCHEDULE
アソウ・アルファはアウトソーシングの会社としては研修体制がしっかりしていて、自分の成長にも役立っていると感じています。2年目に受けた集合研修では、アソウ・アルファの今後を参加者全員で考えたのですが、私たち同期は「各々が得たスキルを活かし、自社開発を行って自分たちでものづくりをしていきたい」という点で一致していました。
そうした同期の考え方、お互いの目指す方向を確認することができたのは良かったと思います。後輩のサポートをするようになって受けたリーダー研修も、物事の考え方を広げる上で役立っています。説明しても後輩にうまく伝わらないことが多かったのですが、この研修では「相手の立場になって伝える」ということを学びました。同じ内容でも、選ぶ言葉や話し方によって印象が変わります。詳しく説明してほしい、要点だけ説明してほしい、最初に結論を言ってほしいなど、相手の性格や理解度によっても効果的な説明は変わってきます。こうしたことを見極めて伝えることが重要だと思いました。
研修制度だけでなく、社内の交流が多いのも魅力のひとつです。営業担当者とはコミュニケーションがとりやすいですし、社員同士の交流も多くあります。職場がバラバラになるアウトソーシングではめずらしいと思いますが、プライベートでのつながりもあり、部活動など自分がやりたいことを発信すると積極的に参加してくれます。こうした社内での交流は、仕事で分からないことを聞いたり、他部署と連携を取るときにも役立ちます。
アソウ・アルファにはインターンシップや内定者懇親会など、入社前に会社の雰囲気を知ったり、先輩と交流できる機会がたくさんあります。参加しておくと先輩社員に顔を覚えてもらうこともでき、同じ職場になった時も安心感があるのでおすすめです。私自身は今後技術を磨くだけでなく、その背後にあるプログラミングなどの原則を理解して、より精度の高い仕事ができるようになりたいと思っています。どこに行っても必要とされる人材になりたいですね。
